製品カタログ|四国電線株式会社
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技  術  ! 料※R資  27[※接続および支持する場合の曲げ半径]ケーブルを固定して長時間にわたって特性が保証できる曲げ半径」ていつに性特種各のルブーケ・線電ME「B号131第資技 会業工線電本日 人法団社般一 : 献文考参(ただし、黒色のみ)同等※当社基準」法用使と方び選のルブーケ信通「号711第資技 会業工線電本日 人法団社般一 : 献文考参EM(エコ)電線とは、従来の塩ビ電線の構造を変えることなく、塩ビの代わりに「ハロゲン及び重金属を含まない」耐燃性ポリエチレンを使用したものをいい、火災時の安全性を確保する目的で開発されたノンハロゲンケーブルを前身としています。ここでは、EM(エコ)電線・ケーブルの特徴ならびに取扱い上の注意事項をご紹介します。D:ケーブル外径R:最小曲げ半径EM(エコ)電線・ケーブルの特徴●  燃焼時の安全性が高いハロゲン系ガス、ダイオキシン等の有害物質が発生しません。煙の発生量が少なく、腐食性ガスも発生しません。● 有害物質を含んでいない埋め立て処分をしても鉛等の重金属類が溶出しません。内分泌撹乱物質を意図して含んでいません。● ビニル電線・ケーブルと同等の性能を有している耐電圧性耐熱性同等以上優れている優れている(EM:75℃、ビニル:60℃)● リサイクルしやすい被覆材料がポリエチレン系に統一されるため、マテリアルリサイクルしやすくなっています。燃焼時の安全性が高いので、サーマルリサイクルが容易です。● アウトガス(分子状汚染物質)発生対策に有効可塑剤などを含んでいないため、揮発性有機化合物(VOC)が少なくなっています。EM(エコ)電線・ケーブルは、ビニル電線・ケーブルに比べると多少硬くなるため取り扱い性は若干劣りますが、許容曲げ半径はビニル電線・ケーブルと同様です。● 白化現象EM(エコ)電線・ケーブルの被覆材料は、ポリエチレンなどのポリオレフィン系材料に水酸化マグネシウム等のハロゲンフリー難燃剤を配合しているため、引き入れ、配線工事の際に配管、ラックの角などで擦られたりすると、表面に白い筋状の跡が残る傾向があります。施工時には、取扱いに十分配慮するとともに、必要により入線剤(滑剤)をご利用いただくことでより軽減されます。  また、布設環境(多湿等)によっては、表面が白っぽくなる場合がありますが、これらの白化現象は被覆表面だけの現象であり、実用上問題になるようなことはありません。● 被覆除去性EM(エコ)電線・ケーブルに使用している絶縁体及びシース材料は、ビニルに比べて伸びやすい特性を持っています(約3倍以上)。よって、ビニル電線・ケーブルとは被覆除去性が異なりますので、端末の口出し時には適切な工具を使用するなどの注意が必要です。● 耐候性黒色以外のポリエチレンや耐燃性ポリエチレンは、ビニルと比べて紫外線により劣化しやすいことが知られています。直射日光などの紫外線にさらされる場合は、遮光処理をするなどの処置が望ましいと言えます。電線・ケーブルに過度な曲げが加わると、電気的性能や機械的強度が低下するなどの不具合が発生する可能性があります。次の値よりも小さくならないように、できるだけ大きい曲げ半径となるように作業してください。また、束巻き製品などを繰出す際には、ターンテーブルを使用するなどして「キンク」や「ねじれ」が発生しないようにご注意ください。EM(エコ)電線・ケーブルの取扱い上の注意事項● 取り扱い性性能耐燃性ビニル電線・ケーブルとの比較同等耐絶縁性耐水性耐候性耐油・薬品性同等同等0405EM電線・ケーブル許容曲げ半径

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